World of Tanksってどんなゲーム?
World of Tanks(以下WoT)は15名対15名の最大30名で戦車で戦うオンライン戦車バトルゲーム。2010年にロシアで初めてリリースした後に、2011年にヨーロッパや北米、そして2013年には日本でもリリースされ、既にリリースから10年経過しても楽しまれている戦車ゲームの金字塔とも言えるゲームだ。
リリースから10年経過しても人気が衰えないWoT。そこまで多くのファンを長く惹きつける要素はどこにあるのか?
登場する戦車は全て実在するもの
WoTに登場する戦車は500種類以上と非常に多彩でありながらも、その全ては実際に歴史の中で実在した戦車ばかり。
その中には、実際に使われていた戦車だけでは無く、アメリカのM4シャーマンやドイツのIV号戦車、ドイツのE-50や超重戦車マウスなど、試作段階や計画案止まりとなり、実際の戦場には登場しなかった幻の戦車なども登場しており、ミリタリーファン、戦車ファンにとっては堪らないものがあるだろう。
操作方法は非常にシンプルながら、戦車装甲の概念は本格的
WoTでは、戦車の操縦や照準を合わせるなどの操作方法は非常にシンプルであり、操作しやすいものがあるものの、装甲に対しての概念は本格的であり、実際の戦車で使われるテクニックである避弾経始(装甲を傾斜させて砲弾の運動エネルギーを分散し弾く)などもすることが出来るため、戦車ファンであればある程、そのおもしろさが分かる仕様となっている。
また戦車の操縦自体も操作方法はシンプルではあるものの、こちらも実際に戦車で使われる、超信地旋回(その場で旋回)や信地旋回(片輪だけで旋回)もしっかりと差別化されていることも本格派戦車ゲームと捉えることができる一つだ。
登場する国も実際に存在する国ばかり
WoTに登場する国は、ソ連やアメリカ、ドイツにスウェーデン、ポーランド更にチェコスロバキアなど実際に存在する、存在した国となっており、現在11か国登場している。
敵の戦車をチームで倒すと言った、非常にシンプルなゲーム性ながらも、実在する国家、戦車、そして戦車戦の中で実際に使われる奥深いテクニックを用いながら戦うということがWoTの魅力となっているだろう。
WoTの移植版も続々と登場
WoTはその人気ぶりから、現在までにConsoleとBlitzと呼ばれる移植版のオンラインゲームも登場している。
ConsoleはPS4、Xbox One、Xbox360向けのWoTとなっており、BlitzはAndroidやiOS向けにリリースされたモバイル版のWoTとなっている。
これらのゲームは全てクロスプレイに対応していることも、リリースから10年経過した現在でも、多くのファンがプレイしてる理由の一つなのではないだろうか。
15対15の団体戦で行われるオンライン戦車ゲームWoT。リリース後から定期的にアップデートもされているため、そのグラフィックも徐々にリアリティを上げているようだ。
歴史の中で活躍・活躍したかもしれない戦車を使って戦うWoT。みなさんも是非一度遊んでみてはいかがだろうか。