宇宙で人狼を行うオンラインゲーム「Among us」
人狼のオンラインゲームと聞くとチャットや通話でのトークがメインのように想像すると思いますが、「Among us」はそこにアクション要素が追加されたゲームとなっています。
PC版、iOS版、Andoroid版の三つにプラットフォームが対応しているということもあり、芸能人やYoutuber、さらには近年流行りのVtuberといった人達も実況プレイされています。そのためプレイしたことはなくても、動画は見たことがあったり、名前だけなら聞いたことがあるという方はかなりいるのではないでしょうか。
今回はそんな「Among us」の魅力や面白さを紹介していきたいと思います。
「Among us」は2018年にInnerslothより発売
役割としては村人側の「クルーメイト」(乗組員)、人狼側の「インポスター」(妨害側)の二つの陣営に分かれてプレイすることになります。殺害された「クルーメイト」の死体を発見するか、開始地点のボタンを押すことで他のプレイヤーを招集することができるようになため、そこで集まったプレイヤーと状況のすり合わせなどを行い、誰が「インポスター」なのかを探る必要が発生してきます。こういった他プレイヤーとの駆け引きといった点は、原作の人狼ゲームと同じですね。
「クルーメイト」側は敵陣営の「インポスター」全員を排除する、もしくは「タスク」と呼ばれるマップ内での作業項目すべてをクリアすることで勝利が確定します。一方で「インポスター」側は「クルーメイト」の人数を現在生き残っている「インポスター」の人数と同数になるまで「クルーメイト」を殺害するか、マップ内にある酸素室などの重要施設の破壊が勝利条件になっています。
そのためアクション要素がある本作では、
・「クルーメイト」側は殺害されないように一人だけ、あるいは信頼できると思われる人達と共に「タスク」を進行する。
・「インポスター」側は疑われないように殺害できる場面でも殺さずに信頼を得たり、「ベント」と呼ばれる「インポスター」専用のショートカット移動をしてアリバイを作る。
こういった人狼とは一味違う、「動きながら考える」というような「Among us」ならではのアクション要素を活かした立ち回りを行うことになります。心理戦の駆け引きをしながらも、それぞれの陣営にあった行動をするというのはなかなか忙しく感じると思いますが、その分面白さや勝った時の爽快感は普通の人狼以上のものになると思います。
さいごに
ここまで「Among us」がどういったゲームなのかを説明してきましたが、このゲームでは「クルーメイト」と「インポスター」の基本ルール以外の細かい仕様などは自由に変更可能になっています。
例えば、「クルーメイト」が「タスク」を進行しているのが他のプレイヤーでも分かるようになるかを選べたり、「クルーメイト」の見える範囲を狭くする、「インポスター」の殺害、妨害のクールタイムを変更するなど、プレイする人達がどれくらい「Among us」に慣れているかで初心者に合わせたり、難易度を上げたりとかなり融通の利いたカスタムの設定ができます。
そのため、「Among us」のプレイが初めてという方同士でも、経験の差が離れている人同士でも安全に楽しく遊べます。
またDLCなどで手に入るスキンによってレーザービームのようなものを撃って殺害、頭の上にある卵と一緒に死亡するなど、アニメーションが変化するようになっています。このスキンも非常に豊富な種類が用意されているので、見た目の面白さはもちろんですが、こういったコレクション要素でも楽しむことができます。
リーズナブルな価格の上に、身内同士や知らない人とでも遊べる仕様になっているので、これを機に「Among us」デビューをしてみるのはいかがでしょうか。